
嗅覚と記憶
― 香りで紡ぐ心のひととき ―
人間の五感の中で、嗅覚は最も記憶と深く結びついている感覚です。
香りは、感情や記憶を司る
脳の大脳辺縁系に直接働きかけ、
ある香りを感じた瞬間、
過去の情景や人の記憶が
鮮やかによみがえります。
この現象は
「プルースト効果」と呼ばれ、
香りが時間を越えて記憶を呼び覚ます仕組みとして知られています。

現代社会では、
日々の忙しさやストレスの中で
心が疲れやすくなっています。
そんなとき、香りを通して心を整える方法のひとつに、
「お香」があります。
お香のやわらかな煙と
落ち着いた香りは、
心を静め、穏やかな時間を取り戻す手助けをしてくれます。

白檀の澄んだ香りは心を落ち着かせ、
沈香の深みある香りは集中を促します。
焚くたびに香りが空間を包み込み、
心にやすらぎの記憶を刻んでいきます。

香りは、過去と現在、
そして、人と人をつなぐ架け橋です。
岩佐佛喜堂のお香を通して、
香りがもたらす記憶の力を、
日々の暮らしの中で
感じてみてください。
お香は、心を癒やし、
人生の記憶をやさしく彩る、
ささやかな芸術なのです。

